札幌トヨタ自動車｜Northern BOX（ノーザンボックス）vol.40

vol40 町の8割以上を森林が占める「森のオホーツク」遠軽町。2023年には北海道で2番目の国宝も誕生し観光スポットとして脚光を浴びています。

豊かな自然環境の中で
学んだり体験したり！

旭川から車で約2時間。
森林と清流で知られる遠軽町は
日本最大級の黒曜石の産地でもあり
それを使った旧石器時代の出土品が国宝に。
夏から秋には広大なコスモスの花畑も出現
様々な楽しみの詰まった注目の町です。

©遠軽町

遠軽町埋蔵文化財センター

黒曜石は火山の噴火によって誕生した天然のガラス。割るだけで鋭い刃物となるため、太古から石器として利用されていました。日本最大級の黒曜石の産地・遠軽町の白滝遺跡群からは、約2万年前の旧石器時代の黒曜石の石器や破片、約760万点が出土。その中の1965点が、2023年6月27日に「北海道白滝遺跡群出土品」として、国宝に指定されました。北海道の国宝は函館市の中空土偶に次いで2例目で、旧石器時代の遺物が国宝に指定されるのは日本で初めて。それらの石器の数々を、遠軽町埋蔵文化財センターで見ることができます。

白滝遺跡群の出土物が高い評価を受けるのは、その資料の豊富さから。旧石器時代の石器製作技術の変遷や黒曜石の石器がサハリンから東北地方まで分布していることから、当時の人々の行動範囲がわかるようになってきました。「旧石器時代の暮らし」の部屋では、マンモスの牙の展示も。「黒曜石ギャラリー」で石器を眺めるだけではなく、工房で黒曜石を使った石器づくり（410円）や、土器づくり（630円）などの体験をすることも可能です。

白滝地区はその黒曜石産地という特徴から、2010年に地形・地質を観察したり学ぶことができる「ジオパーク」に認定されています。遠軽町埋蔵文化財センターの建物の1階は、白滝ジオパーク交流センターに。国宝となった石器の材料である黒曜石が、どんな地球の活動によって生み出されたのかを、映像やジオラマによって紹介しています。また夏から秋には、実際に黒曜石の産地を散策するジオツアーも開催されています（問い合わせ 0158-48-2213）。

ホームページ: https://engaru.jp/tourism/page.php?id=476
入館料: 一般320円、高校生以下160円、未就学児無料
営業時間: 9:00〜17:00（入館は〜16:30）
定休日: なし（11月〜4月は土曜日、日曜日、祝日、12/31〜1/5）
問い合わせ: 0158-48-2213
所在地: 遠軽町白滝138-1
マップコード: 787 503 107*66
? マップコードとは

木のおもちゃワールド館
ちゃちゃワールド

木になじみの深い遠軽町らしい、木のテーマパーク。メインの「世界の木のおもちゃ館」は、世界40カ国の木のおもちゃ約1万点を所蔵、その中から常時1500〜2000点を展示している博物館です。美しい造形の作品や大きな蒸気機関車などにわくわく。中にはモーターなどで動くものも。ただ見ているだけではなく、カラクリおもちゃのコーナーでは、ハンドルを回すといろいろな動作をするものがあったり、積み木パズル「キュボロ」で遊べるコーナーもあったり。こけしなどの懐かしい日本の木の民芸品もあり、大人から子どもまで時間を忘れて過ごせます。

フランス生まれの木製ブロック「KAPLA」（カプラ）は、1:3:15の比率の小さな薄い板1種類であらゆる造形が可能というスグレモノ。「カプラコーナー」には、道内最大級の3万枚のカプラブロックが！家から動物まで、好きな造形に挑戦できます。「あそびのひろば」は様々な木の遊具を備えたプレイルーム。三輪車や木馬などの乗り物や、木の玉のプールにすべり台、ハウスの中にはキッチンセットに木でできた食べ物なども！子ども達が自由に遊ぶことができます。

自分の手で木のおもちゃを制作する「木工房ゼペット」。初心者であれば、動物のペン立てや自動車など作りたい体験キットを選んで。指導員の指示に従って1時間程度で完成！デザインから自分で行う本格的な木工製作を行うこともできます。また、作る時間がなくても、ショップにいろいろと木のおもちゃが揃っています。是非訪れておきたいのは、併設の「藤城清治コロポックル影絵美術館」。世界最大の影絵「光彩陸離（こうさいりくり）」は一見の価値ありです。 0158-48-2213）。

ホームページ: http://cha2world.com/
入館料: 中学生以上700円、小学生350円、未就学児無料
営業時間: 9:30〜18:00 ※11月〜3月は10:00〜17:00
定休日: なし（11月〜3月は毎週月曜日（祝日の場合は翌日））
※木工房は月曜日、木曜日
問い合わせ: 0158-49-4022
所在地: 遠軽町生田原143-4
マップコード: 840 648 057*17
? マップコードとは

太陽の丘えんがる公園虹のひろばコスモス園

約65haの広大な面積を誇る「太陽の丘えんがる公園」の一角に、2003年に誕生したのが「虹のひろば」です。10ha、1000万本と日本最大級の規模を誇るコスモス畑や売店、休憩施設などが整備されました。毎年8月下旬から9月下旬にかけて、美しいコスモスの花が咲き誇ります。コスモス園の維持には、毎年延べ2000人の町民がボランティアとして参加。このような町民と一体となった取り組みは珍しく、2005年に「花の観光地づくり大賞」（日本観光協会主催）のフラワーツーリズム賞を獲得しました。

ホームページ: https://cosmos-love.com/
入園料: 高校生以上600円、小中学生300円、
未就学児無料
開園期間: 2024年4月29日〜10月25日
営業時間: 9:00〜17:00
定休日: なし
問い合わせ: 0158-42-0488
所在地: 遠軽町丸大
マップコード: 404 243 220*10
? マップコードとは

グルメに遊び、体験が豊富道の駅遠軽森のオホーツク

イチオシは国宝の黒曜石にちなんだ黒ゴマのソフトクリーム「ジオソフト」。その他ドリンクや軽食も充実しています。またここは、様々なアクティビティの拠点。スリリングなジップライン「森のOWL」（4月下旬〜10月末）が人気です。

ホームページ: https://engaru-mori-no-okhotsk.jp/
営業時間: 9:00～18:00（カフェは〜17:00）
定休日: 火曜日（フード、ショップ）
電話番号: 0158-42-4536
住　所: 遠軽町野上150番地1
マップコード: 404 060 271*78

御膳から丼、麺類まで揃う生田原温泉ホテルノースキング内「レストランノースキング」

洋風から和風、豚丼まで様々なメニューを味わうことができる温泉ホテルのレストラン。日帰り温泉＋3種類から選べる料理のお得なセットもあります。体の芯まで温まる「ラジウム岩盤浴」もあり、予約をして利用することができます。

ホームページ: https://northking.jp/
日帰り温泉入浴料: 中学生以上600円、3歳以上350円、
2歳以下無料
※ラジウム岩盤浴は別料金
営業時間: レストラン11:30〜14:00（LO13:30）、
17:30〜20:30（LO20:00）
日帰り入浴10:00〜21:00
（最終受付20:30）
定休日: なし（レストランは不定休）
電話番号: 0158-45-2336
住　所: 遠軽町生田原871-4
マップコード: 840 619 320*08